院長年頭のあいさつ

新年あけましておめでとうございます。お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年は、ロシアの侵略戦争を契機に資源不足となり、物流は混乱し、世界中が不安定化してしまいました。医療においても、後発医薬品メーカーの不祥事やコロナ感染継続の影響により解熱剤や抗生剤などが入手困難となる事態が生じています。これまで当たり前に享受してきたことが、これまでどおりにはいかない事象を経験するようになりました。

うさぎ年がスタートしました。昨年の不安定な流れを払拭し、津南町も繁栄に向かってジャンプする年になればと思っています。高齢化が進み、また人口減少が続いており、若年層等の移住・定住促進が一層重要かと考えます。そのために、働く場所の確保や医療・保健・福祉の充実が肝要であり、津南病院の果たすべき役割においても重責を担っていると感じています。

当院は、引き続き身近なかかりつけの医療機関として、地域と共に生き、信頼される医療を提供していきますので、本年も地域の皆様のご支援、ご指導をお願い申し上げます。