院長年頭のあいさつ

令和4年1月4日、職員に対して院長の年頭のあいさつが行われました。
その内容について、ご紹介します。

 

あけましておめでとうございます。
年頭ということで、私の初夢、3つの抱負をお話ししたいと思います。

1つ目は、『医療の質と経営の質をともに高めること』です。
医療の質については、認知症のかたが非常に多い中、入院すると足腰が弱るため入院したがらない患者さんが非常に多い状況です。認知症の患者さんの入院しやすい診療を行っていきたいと考えています。
経営の質については、昨年来から病院職員の全体での取組みにより、徐々に経営改善してきていますが、今年4月に診療報酬の改定があるなど、経営の質を高めていくのが困難になると思われることから、来年度は経営を主に担っていくような専門の部署である「経営推進室」を新たに立ち上げて、医療と事務が連携して経営の質を高めていく計画です。

2つ目は、『職員の働きやすい環境を整えること』です。
来年度は、病棟に病棟クラーク、外来にドクターズアシスタントを配置して、職員の負担の軽減を図りたいと思っています。年休の消化や時間外勤務の削減を図り、働きやすい環境を整えたいと考えております。

3つ目は、『地域にとってなくてはならない病院・職員がプライドを持って働ける病院になること』です。
昨年、他院の災害対策訓練に参加しましたが、職員が非常に生き生きと訓練しているのが印象的でした。職員がプライドを持って働ける、そのような病院を目指し、地域になくてはならない医療機関として、本年は災害対策訓練を行いたいと考えております。

これが私の新年の初夢でした。
いろいろ課題も多いですが、みなさん力を合わせてがんばっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。